印鑑の作り方 実印とは 実印と印鑑について

【実印登録】女性はフルネームが良いか?名前だけが良いか?について

【実印登録】女性はフルネームが良いか?名前だけが良いか?について

 

印鑑の情報サイトを見ていると「実印はフルネームで作るべき」と書いてあったり、「女性はお名前で作るべき」なんて記事を見かけます。

 

どれが正しいのかな?って思う方もいると思うので、これに答えたいと思います。

実印登録を行う印鑑ですが、名字やフルネームにこだわらなくても良い理由もあります。

他の所で推奨している事と、私個人の意見が違う事もあります。

柏田

 

ですがそれは「実印」という事の考え方と、「女性」という立場で考える事がそれぞれ違うからです。

今回は実印を女性が作る時にフルネームが良いか、名字が良いかどうかについて個人的に思う所を述べてみます。

 

 

実印を女性が作る時とは

女性が実印を作る時とは

女性が実印を作る時とは

女性が実印を作る時は様々です。

ポイント

  • 成人した時
  • 婚姻した時
  • 離婚した時
  • 会社を設立する時
  • 不動産・車を購入する時
  • 相続や放棄をする時

・・・等々

 

また基本的な部分では、実印を作る時に男女差はあまり無いと言えます。

 

考えうる部分としては、出来れば少し控えめなサイズにしておくと良いかもしれません。

具体的なサイズとしては13.5mm~15.0mm程度です。

 

実印を作る時のサイズの考え方については、下記の記事を参考にしてください。

個人で実印作るならサイズは15~18mmがおすすめな3つの理由を解説。
実印作るなら印鑑サイズは15~18mmがおすすめな3つの理由

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実印登録出来るのは名字だけじゃない

実印登録にはいくつもの決まりがあります。

お役所の表記には「氏名、氏、名又は氏名の最初の文字を組み合わせたもの」といった印鑑が実印登録出来るとあります。

 

これは例えば「鈴木清美」さんというお名前だった場合に

  1. 「鈴木清美」・・「氏名」
  2. 「鈴木」・・・・「氏」
  3. 「清美」・・・・「名」
  4. 「鈴清」・・・・「氏名の最初の文字を組み合わせたもの」

上記のいずれも実印登録出来るお名前という事になります。

 

これらはまず「登録出来るか」「登録出来ないか」を現しています。

「実印」というものの考え方になりますね。

 

そこから「女性」という立場から、それぞれの作り方について深掘りしてみます。

 

1. 氏名(フルネーム)で作る場合と4. 氏名最初の文字の組み合わせ

実印を女性が作る場合にも、フルネームは有効な考え方です。

また氏名のそれぞれの文字の最初の文字を組み合わせたものも同じ考え方にはなります。

メリットとしては2点ありますがデメリットもあります。

 

メリット

  • フルネームは実印として最もふさわしい作り方
  • 氏名を組み合わせる事で既製品には絶対に無い印鑑

実印を女性でもフルネームで作った場合には、自然と字数が多くなり印影が複雑になります。

偽造や判読しづらいという点などが、実印印鑑を作る上で必要な良い要素と言えますね。

 

またフルネームや氏名を組み合わせたお名前の印鑑は既製品にはありません。

誰かが簡単に手に入るものではありませんので、実印としてふさわしいと言えます。

 

氏名を組み合わせることで既製品にない、唯一無二という環境が整います。

出来る事なら手彫りの印鑑であれば尚良いと言えますね。

 

デメリット

デメリットとしては日本で住む女性の場合に、婚姻によって「姓」が変わってしまいます。

婚姻の有無によって登録する印鑑を変えるのは面倒って方だと、この点はデメリットと言えるでしょう。

婚姻によって変わる分にはそこまででは無いにしても、離婚などで戻る場合にはあまり良いとは言えませんね。

そうした婚姻によって左右されない印鑑をお望みの場合には、名前での印鑑が良いという事になります。

 

2. 氏での印鑑

名字だけの印鑑で実印を作ろうと考えるのはあまりメリットが無い作り方と言えます。

と言うのも、実印として考えると名字だけの印鑑はあまり良い点がありません。

  • 名字だけだと誰の印鑑かわかりにくい
  • 家族・兄弟・親戚で名字は同じなので印影が被る事もある
  • 字数が少ない為、複雑さや判読しづらさが低下する

こういった事があります。

ですから名字だけの印鑑は出来れば認印、もしくは銀行印として扱いたいものです。

 

3. 名での印鑑

名前で実印を作る場合にもメリットとデメリットが多少あります。

メリット

名前で作るという事は、家族・兄弟・親戚を含めても同じお名前の方と言うのは多くは無いはずです。

ご存じない方も割合多いのですが、印鑑と言うのは氏でも名でも問題ないのです。

一般的には「あなただけの」印鑑が作れますのでその点は良いと言えます。

 

ただ私の近い親戚には「ケイコ」さんが3人いましたが・・・。

 

デメリット

ただ名前だけだと実印としてはもう少し複雑さが欲しいところです。

何故ならお名前だけが同じという人は、フルネームが一緒の人より多いはずです。

 

もちろん名前が一緒の人だからと言って同じ印鑑をもっているわけではありません。

ただ字数が少なければ複製する文字が少なく済むため、万が一偽造しようと思えばハードルが低くなってしまいます。

 

そういう意味で言えば銀行印も名前の印鑑が推奨されたりはしますが、より複雑さが欲しいところです。

 

 

実印とは女性でもフルネームがおすすめ

女性でも実印はフルネームをおすすめする理由

女性でも実印はフルネームをおすすめする理由

女性であっても実印を作る時にフルネームをお勧めする理由がもう一つあります。

と言うのも、既製品などによくある印鑑で全て済ませてしまっている人は一番危ないからです。

 

実印を用いる場面でも三文判などを使っていたりすると、「ああこの人は三文判を使っているのか」と伝わります。

そこら辺の印鑑売り場をを見に行って同じものが見つかってしまうかもしれません。

偽造とかされなくても、こうして不正に契約を結ばれるなんていう事も起きかねません。

 

「そんな事あり得るわけないでしょ」と言う方の意見もごもっともです。

ただ、ここ最近の事件・事故等を見て何も感じないでしょうか?

 

「そんな事する?」って事が頻繁にニュースで起きています。

犯罪が起きた時に、加害者が身内だったといケースが多いのがお金がらみの犯罪です。

自分の身は自分で守るではないですが、きちんとした印鑑を扱う事は自衛の手段なのです。

 

ですから、実印や銀行印は常日頃から押すのは避け、印鑑を使い分ける必要があります。

そして実印や銀行印に既製品を使う事は、最もお勧めしません

 

女性の実印におすすめの材質

女性の実印におすすめする材質

女性の実印におすすめする材質について

 

印鑑の材質は多岐にわたり、数十種類もあって何を選べば良いか迷ってしまいます。

女性が実印を作る時に、よくおすすめするのが紅水晶の印鑑です。

 

実印の印鑑におすすめする材質はいくつかありますが、中でも女性らしい印鑑に仕上がるからです。

 

石材という材料で天然石を用いた印鑑は、美しくまた実用性を兼ね備えた良い印鑑です。

材質選びに迷った方はご一考をおすすめします。

女性の実印におすすめの天然石の印鑑【綺麗な印鑑は贈り物にも最適】
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【実印登録】女性はフルネームが良いか?まとめ

と言う事で個人的には実印を女性が作る時もフルネームをお勧めしています。

 

もちろん姓が変わるという事はあると思います。

でも、それは財産を狙われるとかそういった事ではありません。

 

印鑑を作りかえる事になっても、その費用だけで済みます。

フルネームの印鑑はリスク管理の上で最良です。

自己防衛の手段としてお考えいただければかなと思います。

 

下記は、私が運営するショップサイトです。

実印ことならはんこ屋さん21

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