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法人設立に必要な印鑑の役割【実印・銀行印・認印】3つ違いを解説

2019年7月10日

法人設立に必要な印鑑の役割【実印・銀行印・認印】3つ違いを解説

法人を設立する時に、必ず印鑑(法人実印)が必要になります。

ですが、個人の印鑑と同様に必要になるのは1本ではありません。

法人の設立で必要となる印鑑を役割をそれぞれ解説します。

 

 

法人で使用する印鑑の呼び方

まず会社として使う印鑑の総称として「社判(しゃばん)」があります。

これは法人実印・銀行印・認印など全般を指すためどれかを特定したものではないことが多いです。

またそれぞれの役割や形状によっても呼び方があるので、わかりにくいかもしれません。

法人設立のセットには印鑑とゴム印の4つの種類があります。

  • 会社(法人)実印/代表者印
  • 会社の銀行印
  • 会社の認印/角印
  • 住所印/ゴム印

一般的な傾向からそれらをまとめてみます。

 

会社設立に必須な法人実印

会社実印(法人実印)、丸印、代表者印

法人実印=丸印」であることが多いです。

このことから実印は丸印だと解釈している方が多いようです。

法人設立の際にこの会社実印を管轄の法務局へ登録する必要があります。

 

法務省による印鑑の規定は1辺が1cm~3cmの間の印鑑であれば良いという事です。

ですから角印でも登録出来ます。

法人実印が丸印でないといけないという決まりはありません。

 

何故丸印が選ばれるかと言うと、角印に比べて文字が多く作りが複雑になる為です。

紙幣が年々複雑な作りになっていくのと同様に、防犯上複雑な方が良いと言えるからでしょう。

 

一般的に丸印の形状は二重枠になっていて、外周部分を回文と呼び、内側部分を中文と呼びます。

外周部分には会社やお店、団体名などを入れて組織の印鑑であることを現しています。

そして、団体の代表の意志決定であることを証明する為、印鑑の中央には組織代表職を入れることが多いです。

 

近年設立で最も多い、「株式会社」の場合の中文は「代表取締役印」と入れる事がほとんどです。

会社の実印は組織の代表の印鑑なので、代表者印と呼ばれたりもしています。

代表者の氏名を入れるわけではありません。

 

法人銀行印

会社銀行印(法人銀行印)

会社の取引で使用する銀行口座の開設の時に使用する印鑑です。

比較的会社での取引は金額も大きくなり、手形や小切手の発行際しても必要となります。

法人の銀行印はそういった経理的な処理でも必要となります。

 

作り方としては法人実印との差が少ないのが特徴です。

一般的に丸印で作ることが多く、実印と同様に外周の回文には会社名・団体名を入れます。

銀行印を混同しないようにするために、外径のサイズを実印より1周り小さく作ります。

こちらの中文には「銀行之印」と入れることが一般的です。

 

法人認印、角印

会社認印、角印

重要な役割を持っている「法人実印」と「法人銀行印」は日常的に使う事はあまり良くありません。

ですから領収書や請求書の発行時など、さほど重要ではない場面で使用するのが「法人認印」です。

こちらは形状が角型であることが多い為、そのまま「角印(かくいん)」と呼ぶこともあります。

 

住所印/ゴム印

こちらは特になくても困るものではないのですが、あった方が確実に便利です。

入れる項目としては

  • 会社名(団体・組織名)
  • 住所
  • 代表者職・代表者氏名
  • 電話番号・FAX番号

以上が主なものですが、会社業務の必要に応じて携帯番号、E-mail等があっても構いません。

用途としては書類や封筒、簡易的な領収書や請求書の作成に要します。

特に住所を何度も書くのは手間がかかるので、ゴム印を利用すると楽でしょう。

法人設立のタイミングでは電話やFAX番号が確定していない事もありますので、その時は外すか後日作りましょう。

 

印鑑は分けないといけないの?

印鑑は分けないといけないの?

法人実印と銀行印を分けるのは個人の印鑑と同様に、リスク管理のためです。

金融機関で印鑑を登録する際、実印でも銀行印としても登録出来てしまいます。

そうすると、お金にまつわる処理の度に実印を持ち出すことになります。

 

考えられるリスクは3つあります。

  • 会社実印を持ち出すため、破損・紛失のリスクを負う
  • 会社実印の印影を人目に晒す機会を多くする事になる
  • 銀行処理を社員に頼むなると会社実印を渡す事になる

 

個人の実印や銀行印であっても、多大な不利益を被る可能性があります。

法人ともなればその何倍ものリスクがありますので、実印銀行印は併用しない方が望ましいと言えます。

ですから、この2つは日常的な使用を避けて、対外的な処理は法人認印で行うのが一般的です。

 

印鑑の考え方は個人も法人も同様で、実印・銀行印・認印の3つを使い分けましょう。

では、法人設立に際してどのように印鑑を選んでいけば良いでしょうか。

 

法人設立での印鑑選び

印鑑を作成する上で、目的さえ決まっていればあと重要な点は3つだけです。

  • サイズ
  • 材質(印材)
  • 書体

こちらは個人の印鑑での考え方も同様です。

 

法人印のサイズ

一般的に法人実印のサイズは18mm前後が選ばれます。

会社を現す印鑑ですし、丸印であれば作りが細かくなるのであまり小さくない方が望ましいでしょう。

市場にあるサイズとしては16.5mm~21mm位が主になっています。

銀行印は、見た目にも違いがわかるように実印よりも一回り小さく作る事が多いです。

ですから自然と16.5mm程度が良く作られるサイズとなってきます。

認印は角印である事が多く、その際は21mmまたは24mmがよく選ばれています。

丸印を認印とするときはサイズを一回り小さくするか、書体を変えるという選択肢もあります。

 

法人印の材質(印材)

実印として選択されることの多い丸印ですが、非常に印面の作りが繊細になっています。

思わぬところで落下して破損するという事態にもなりかねません。

そうした不測の事態に備える方法としては、印鑑に使用する材質(印材と言います)を丈夫なものを選ぶことが大切です。

近年はチタンの印鑑がよく流通しています。

こちらは落下による破損とは無縁ですので大切な会社設立の印鑑としては最もふさわしい材質と言えます。

 

次いで象牙や牙などは木材に比べて硬質ですから、こちらも優良な材質です。一番安価な素材としては木材の印鑑がありますが、価格と丈夫さというのはある程度比例すると考えておいてください。

 

会社印の書体

こちらも個人の印鑑と考え方は一緒です。

登録してある形が重要ですので、可読性は必要ありません。

第3者がわかりにくいような複雑な書体を選ぶと良いとされています。

法人印の書体

代表的なものは篆書体(てんしょたい)です。

 

古くは中国の書体から日本に渡ってきた書体で、日本の様々なところでも使われています。

会社印のほどんとがこちらの篆書体であると言っても過言ではありません。

 

篆書体に次いで多いのはそこから派生して作られた印相体(いんそうたい)があります。

吉相体(きっそうたい)と呼ぶところもあります。

こちらは字がより複雑に作られた書体で、見た目で選ぶ方もいると思います。

 

個人の認印で最も使われている古印体(こいんたい)でも作ることが出来ます。

可読性が高いので会社の実印には用いず、あえて使うなら認印で選ぶと良いでしょう。

 

法人設立の印鑑についてのまとめ

この記事では設立に必要となる印鑑をそれぞれ解説してきました。

会社の印鑑は会社を現す大切なものです。いい加減なものをを用いて信用を落とすことのないようにしましょう。

 

ポイント

  • 法人実印は18mm位の丸印が多い
  • 法人銀行印の丸印はそれより一回り小さい
  • 認印はそれらと違いをつけて角印が多い
  • 兼用するのは危険なので印鑑は3本は必要

 

以上となります。

法人印鑑は会社の名前を現す大切なものです。

設立がうまくいくように、印鑑も願をかけてより良いものを選んでください。

 

 

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