目次
印鑑のデータ化・利点と運用上の注意
印鑑のデータ化には、利用の利点と注意点があります。
実際の印鑑同様、取り扱いには気を付けた方が良いです。
更にデータ化された事でコピーが簡単とか、実物の印影だと危ないとか、利用上の注意があります。
管理においても誰でもすぐに利用できないようにした方が良いなどがあります。
また、こちらの印鑑がデータ化されているとはいえ、使用者の情報などが格納されているわけではありません。
電子取引や電子契約を行うという利用は出来ず、あくまで印影データをパソコンで利用できるためのものです。
これらの運用上の注意点などについては別記事にまとめているので、まずはそちらを理解したうえで運用するようにしましょう。
合わせて読みたい
>>印鑑のデータ化の際に関する注意事項【利用とリスク管理】について
印鑑をデータ化して透過するのは少しスキルが必要
実際の印鑑を基にしてデータ化する際は、少し知識が必要です。
一番簡単な方法としては、スマホで写真を撮ったり、もしくはスキャナーを利用して画像をとりこむという方法があります。
ここまでは簡単なのですが、難しいのが画像を透過させるところです。
こちらは基本的には画像加工が必要になってくることがほとんどなので、画像加工のソフトを利用する必要があります。
一般的な会社業務に必要なソフトでは対応していない事も多く、別にダウンロードして使いこなす手間が必要です。
多少画像調整をしたりと手間と時間がかかるので、パソコンが得意でない人には少し面倒に感じるかもしれません。
便利で安い印鑑を使うのが得策
そこで、おすすめしたいのが便利で安く電子印鑑を作成してくれるサービスです。
こちらは最初から『透過したPNG』か、『不透過のJPG』かを選択する事が出来ます。
しかも、無料の作成サービスなどと比較して『とても印鑑らしい』という特徴があります。
こちらを利用することでまるで実物の印鑑をデータ化したように、かつ透過されたPNGデータを利用する事が出来ます。
でも、高かったら利用したいとは思いませんよね。
ところが、このサービスの一番の目玉は『作成費用が安すぎる』というところです。
電子印鑑透過PNGの販売は現在は450円
ここで紹介するのはAmazonで販売されている印影を透過したデータで提供してくれるサービスです。
実物の印鑑も販売している業者さんが、印影データの作成サービスも行っているようです。
2021年7月14日現在、評価の64%が星5という評価でした。
印章販売歴8年の私からしても、特に使用に差支えの無い印影データであると思います。
それがこの199円で販売されていることを考えると『安すぎる』と言わざるを得ません。
199円ですよ?あなたなら199円で誰かに何を提供して上げられますか?
はっきり言って、あなたの周りの知人に頼んでもこんな安値で仕事してくれる人なんていないでしょう。
199円というちょっとしたジュース代程度です。
以前にこの記事を書きましたが、2022年1月現在では450円(税込)に価格が変更になっていました。
それで業務でも利用可能な印影データを作成出来るのですから驚きです。
あまりパソコンを得意としていない方なら、絶対にこちらをおすすめします。
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電子印鑑の注文方法
さて、実際に購入しようとした時に『どのように依頼したら良いか』について解説しています。
こちらでは、実際の印鑑も扱っているので、その印影内容の指示も本格的に行う必要があります。
印鑑の依頼時には、どのように印鑑を仕上げてもらうか決める必要があるからです。
注意点として購入してからでは無くて、購入時に印鑑にして欲しい内容を指定しなければいけません。
購入の際に、ギフトの設定にチェックして、ギフトメッセージ欄に印鑑の内容を指示していきます。
- 【彫刻文字: 】←ここが印鑑にしたい名前
- 【書体: 】←下記の6書体から選択して記載
- 【捺印した後の文字配置(個人印鑑の場合): 】
選べる捺印した時の配置 :
- 縦彫り(印鑑の基本は縦彫りになります)
- 横彫り(左から右)
- 横彫り(右から左)
- フルネーム(縦 右から左)

選択できる書体
上記が透過した印影データに選択できる書体ですが、一般的な印鑑と大差ありません。
購入の最初に「透過PNG」か「非透過JPG」を選択する事が出来ます。
ただ「透過PNG」を「非透過JPGにすることは容易いですが、その逆は難しいのでここでは必ず「非透過PNG」を選択すると良いでしょう。
個人・法人に関わらずきっちりと本物っぽい印影を作る事が可能となります。
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電子印鑑透過PNGの角印は2000円
こちらは個人というよりは法人やお店の認印として利用することの多い角印の作成サービスです。
角印の作成は縦書きか、横書きかと選択する事と、書体を選択するという2点の選択になります。
あとは印鑑にして欲しい社名・店名などを入力するだけです。
この時に、2列~4列位にバランスをみて文字を区切るわけですが、終わりの字数がうまく割り切れない時があります。
その時には、『印』や、『之印』という字を足して調整する方法を取ります。
角印は元々認印ですので、特に社名の表記が多少違っても差し支えないのでこのように見栄えの良い方法を取ります。
ですから本来カタカナ表記の社名でも、アルファベットにするとか、漢字にするっていうのもアリだと思います。
かといって全然違う名前では信用性が低くなりますので、あくまでも調整用として捉えておきましょう。
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印鑑をデータ化した透過画像を購入する方法のまとめ
以上が印鑑をデータ化した透過画像の購入についてのまとめでした。
心配の必要はないかもしれませんが、実際に印鑑が納品されるわけではないのでご注意ください。
あくまで印鑑のデータのみが納品されるサービスです。
- 印鑑のデータ化を透過するにはスキルが必要
- 格安で印影データを購入できるサービスを利用する
- 個人も法人もどちらも本格的な印影が出来る
- 本格的な電子取引に使えるわけではない
- 実際の印鑑が納品されるわけではない
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