印鑑登録 実印とは 実印と印鑑について

実印登録とは【印鑑登録証明書の発行前に行う事】で自治体ごとに必要

 

実印登録とは【印鑑登録証明書の発行前に行う事】で自治体ごとに必要

 

ポイント

実印登録とは印鑑登録の事です。

印鑑登録証明書の発行前に必要な登録手続きについて解説しています。

 

 

実印登録とは

 

実印登録とは、あなたがお住いの自治体(市区町村)に印鑑を登録する手続きの事です。

正しくは『印鑑登録』と言って、その手続きで登録された印鑑が『実印』として認められます。

 

実際の細かな規定や決まりについては、各自治体のホームページで確認できます。

ここではおおまかに共通している決まり事などについて解説していきます。

 

印鑑登録証明書の取得前に行う

 

生活の上で、重要な契約事などの際に実印が必要となってきます。

そして、いくらあなたが実印だと主張して押すだけでは意味がありません。

相手側が求めているのは、きちんと公的に証明してくれる事でより強い裏付けが欲しいからです。

その証明書の取得の前に、『印鑑登録』を済ませていなければなりません。

 

印鑑登録証明書の発行に必要なものは、印鑑登録とは異なってきます。

証明書の発行に関しては別の記事でまとめる予定です。

 

 

実印登録に必要なものとは

 

 

実印登録に必要なもの

  • 印鑑
  • 本人確認書類

 

実印登録には当然あなたの『印鑑』が必要になります。

それと、なりすましを防ぐために『顔写真付きの身分証』が必要です。

主なものとしては『運転免許証』、『マイナンバーカード』、『パスポート』などです。

 

顔写真付きの身分証が無い時は?

 

マイナンバーカードが顔写真付きなので、そのような身分証が無いというケースは少なくなってきています。

ですが、そのような場合には『保証人』つきによる代理人申請が可能です。

その場合には、同じ自治体に住んでいる・かつ印鑑登録手続き済の人に保証人を頼む必要があります。

保証人を立てることが出来れば、その日のうちに登録を済ませる事が出来ます。

 

同居しておらず別の自治体ではダメなようなので、例えばお子さんの場合などがこの例にあたるのかなと思います。

ほとんどの自治体で、印鑑登録は15歳から可能となっています。

その時の本人確認書類は『健康保険証』や『住民基本台帳カード』、『年金手帳』などで良いとされています。

 

顔写真付きの本人確認書類が無く、更に保証人を立てることも難しい場合、書類による郵送照会手続きで申請する事も可能です。

 

郵送照会とは

 

文書照会方式、郵送照会方式などと呼ばれ(自治体による)、一度申請の手続きを行います。

ただ注意点として、この方法では『2段階』を経て登録手続きが完了します。

文書照会による申請の際には「当日、証明書の発行まで出来ない」事を理解して進めて下さい。

 

最初の申請では印鑑登録されておらず、後日自宅宛てに書類が郵送されます。

届いたこの書類を記入し、さらに身分証を持って改めて窓口に向かいます。

この時に必要なものが以下のようになります。

  • 登録する印鑑
  • 身分証(顔写真の無い場合もの)
  • 郵送されてきた照会書類

顔写真付きの身分証が無い場合には、登録までに時間が数日かかる事になります。

 

代理人による実印登録とは

 

何らかの理由で窓口に本人が行けなくても、代理人によって手続きを行う事が出来ます。

ですが、手続きにあたって登録者本人に書類が郵送され照会を行います。

ですからこの場合も印鑑証明書の発行まで数日かかる事になります。

 

 

1度目の申請時点

  • 印鑑登録する印鑑
  • 代理人の身分証
  • 印鑑登録申請の委任状
    (各自治体のサイトを確認してください)

2度目の交付手続き

本人が取りに行く場合

  • 登録した印鑑
  • 本人確認書類
  • 郵送された照会書類

代理人が取りに行く場合

  • 郵送された照会書類
  • 印鑑証明書受領の委任状(最初と別)
  • 代理人の本人確認書類
  • 申請者の本人確認書類

 

以上となっています。

申請にしても、受け取りにしても代理人を挟むと非常に手続きがややこしくなります。

時間が無いとは思いますが、時間もかかりますし出来る限り申請者本人が窓口へ行くことをおすすめします。

 

【注意】また、登録の申請と、証明書の受領で委任状が違う点にも注意が必要です。

そしてすべての自治体で手続きが全く同じではありませんので、申請の自治体のウェブサイトを事前に確認するようにしましょう。

 

 

実印は自治体ごとの登録が必要

 

印鑑登録はお住いの自治体への届出になります。

どういうことかと言いますと、別の自治体へ引っ越した際には前の登録は基本的になくなります。

印鑑登録と、その証明書は済んでいる自治体があなたを公に保証してくれているという事になります。

つまり、引っ越しなどで自治体が変わるのであれば、前の自治体が保証するという事は無くなるからです。

稀にというか、手続きの間違いで残ってしまうことがあるのかもしれないので、心配な場合は廃止の行う事も出来ます。

ただ、基本的に転出の手続きを行うことをで、印鑑登録の『廃止』手続きをしなくても自動で抹消されるようになっています。

 

 

まとめ:実印登録とは

 

  • 実印登録とは、印鑑登録証明書を発行出来るようにする為に、住んでいる自治体に印鑑登録を行う事です。
  • 基本的には窓口に申請者本人が行くことで、当日手続きが完了します。
  • 必要な身分証が無い場合は保証人を立てる事も出来ます。
  • 保証人を立てられず必要な身分証が無い場合や、代理人に依頼する場合、郵送照会方式になるので登録に数日かかります。

 

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