実印とは 実印と印鑑について

実印が見つからない!無くしたらすぐに行うべき手順5つを解説

実印が見つからない!無くしたらすぐに行うべき手順5つを解説

 

あれ~・・・。どこを探しても実印がないみたいです。
たわけ!どうしても見つからなければ早急に対策せねばならん!
印鑑の神様

 

実印は公的に証明される重要な印鑑ですから、その管理には十二分に注意をしてください。

 

日常的に保管場所を決めておくなど、紛失のリスクはできる限り減らしておきたいものです。

 

でも実際に紛失してしまったらどうなるでしょう?

実印がないと気づいてからどれくらい時間が経過しているかも気になりますね。

 

 

極端な例かもしれませんが、不当にローンを組まされていたり、保証人にされていたりという事にもなりかねません。

あなたがどこでなくしたかが分かっていれば別ですが、他人の手に渡っていない保証はどこにもないからです。

 

よく聞くケースでは、その他人が必ずしも赤の他人とも限らないのです。

そういった事にならない為に、印鑑をなくしたら速攻で行うべき手順を解説します。

 

 

実印が見つからないなら役所へ紛失届を出す

実印を登録するのは、あなたがお住いの市区町村にある役所です。

 

そこに登録されている印鑑が実印となります。

まずは取り急ぎ役所で「紛失届」を提出しましょう。

 

実印をなくしたことを窓口で伝え、紛失届を提出します。

そうすることで、「印鑑登録証明書」の発行を停止することが出来ます。

 

実印だけをなくしてもまだ慌てる必要はありません。

実印は印鑑登録証明書があって初めて効力を発揮するからです。

 

ただし、注意点として印鑑登録証をなくしたら役所で証明書を発行されてしまいます。

実印と一緒に印鑑登録証をなくしたらかなりリスクが高いと言えますね。

 

ですから出来るだけ速やかに紛失届を提出して、証明書の発行を止めましょう。

 

 

出来るだけ早く新しい印鑑を用意する

出来るだけ早く新しい印鑑を用意する

探して実印を見つけられれば一安心です。

でも見つからない場合は新しい印鑑を用意する必要があります。

 

銀行印と同様に、きちんと手続きさえすれば新しい印鑑へ登録し直す事は簡単です。

という事でまずは新しい印鑑を用意しましょう。

 

最寄りの印鑑屋さんが一番早く用意出来ます。

この時、一番おすすめしないのが100均などで三文判を用意する事です。

 

そこら辺にあるような三文判を実印として登録などはしないようにしましょう。

とはいえ、一時的に手持ちの認印で変更を行い、新しく印鑑を用意してから再登録するならアリかもしれません。

その時にはゆっくり新しい印鑑を用意して改印の手続きを行いましょう。

 

でも、どこに頼んだらいいの?という方は、下記の記事も参考にしてみてください。

はんこをすぐに作れるショップの2021年最新版Best5選んでみた

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新しい印鑑で改印の手続きを行う

紛失届を出した時と同様に、住んでいる自治体の役所へ改印の手続きを行いましょう。

 

改印の場合も、実印登録の印鑑と同じですからきちんとした印鑑を用意したいものです。

これまでちゃんとした印鑑を使っていなかったのなら、改めて作りかえるのも良いでしょう。

 

実印をきちんと作るなら、一度下記の記事を参考にしてみてください。

【実印とは?】個人の印鑑証明に必要な印鑑の事で1人1本が大原則
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実印が見つからなければ廃止の手続きもある

 

実印をなくしたらすぐに変更を行うべきですが、すぐに使う予定が無い場合もあると思います。

その場合には、廃止の手続きを行って印鑑登録を抹消すると良いでしょう。

 

実印を登録する届けをしているから、効力を発揮します。

ということは、その実印登録を抹消してしまえばなくしたのはただの認印になります。

 

取り急ぎは実印登録をしていない状態にして、また必要になった時に実印登録をするという事が出来ます。

100均の印鑑を登録するくらいなら、廃止した方がより安心でしょう。

 

実印が見つからないなら交番へ紛失届を出す

既に役所での届けは済んでいるのですが、万が一に備えて交番にも届けに行きましょう。

その際に紛失した証明書を発行してもらいます。

不正な取引がそれ以降の日付で行われた時等、いくらかの予防策になるでしょう。

 

印鑑登録証と実印は一緒に保管しない事

実印だけをなくしても、印鑑登録証明書とセットで無ければ心配は少ないです。

 

ただ、紛失であれば良いですが、盗難の危険もあることを覚えておいて下さい。

 

その時に、余分に印鑑登録証明書を発行して保管などしていた場合は危険です。

それらを一緒に盗難されでもしたら、想像するだけでゾッとしてしまいます。

 

実印と印鑑登録証明書を一緒にしているのは、銀行印と通帳を一緒に置いているようなものです。

 

自ら危険なリスクを増やすことに成りかねません。

と言う事で、印鑑登録証明書は余分に取っておかないようにして下さい。

 

印鑑登録証も別に保管する事

実印を一度登録してしまえば、印鑑登録証明書の発行に実印は必要ありません。

 

発行の際に必要になるのが、印鑑登録証です。

カード型のもので、マイナンバーカードと一緒にしたり出来ます。

 

逆に言えば、印鑑登録証を盗難されてしまうと証明書の発行リスクも出てきます。

 

その前に役所に届け出れていれば良いのですが、どちらが早いかはわかりません。

ですから、実印・印鑑登録カードもそれぞれ別々に保管するようにしましょう。

 

まとめ:実印が見つからない・無くしたとき

 

以上が実印をなくしたらすぐに行うべき手順5つでした。

改めて箇条書きでまとめてみます。

 

注意ポイント

  1. 実印をなくしたらまずは役所へ紛失届を出す
  2. 出来るだけ速やかに新しい印鑑を用意する
  3. 新しい印鑑で改印の手続を行う
  4. 実印が必要なければ廃止の手続きもある
  5. 実印をなくしていたら交番へ遺失物届を出す
  1. 印鑑登録証と実印は一緒に保管しない事
  2. 印鑑登録カードも別に保管する事

 

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