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チタンで実印を作る事をおすすめする理由を解説・メリット7つ


チタンで実印を作る事をおすすめする理由を解説・メリット7つ


 

チタンの実印をおすすめする理由

まず大前提として、印鑑の材質選びには丈夫さが最も重要です。

印鑑は欠けたり・割れたりしたが最後、同じ印鑑を作る事は出来ません。

 

その為、欠けにくい素材で印鑑を作る事が大切です。

 

とりわけ、昔から印鑑の材料と言えば象牙が最適とされてきました。

現在においても、その丈夫さや見た目の良さは変わりありません。

 

ですがその重要な要素である”丈夫さ”において、象牙に勝る存在が台頭しました。

それが金属である「チタンの印鑑」なのです。

 

チタンの実印を作るメリット7つ

チタンの実印を作るメリット7つ

チタンの実印を作るメリット7つ

 

実印をはじめとした、チタンの印鑑を作る事には沢山のメリットがあります。

 

その特徴は他の材質と一線を引いた、特別な存在であると言えます。

 

特に実印として作るのあれば、一生使い続けられる印鑑を作りたいものです。

成人してから80余年の人生を使い続けるとするならば、50年以上使えるような印鑑という事になりますね。

 

チタンの実印がおすすめな理由7つを解説します。

 

変形しにくいどころか変形しない

印鑑が使えなくなる理由第1位が「欠けてしまう事」です。

その多くは「落として欠けてしまう」という事が起きます。

材質によっては割れるという事もあります。

 

ですが、金属であるチタンは落とした程度では変形しません。

適切に作られた印鑑であるならば、欠けるという事は起きません。

 

こうした理由から多くの販売店が10年保証・30年保証を行っています。

チタンの印鑑に皆が自信を持っている事がうかがえます。

 

丈夫なので平坦性が高い

先ほどの変形しないというメリットは、欠けないという点にとどまりません。

というのも、時には押印の圧力によって印鑑が変形してくることがあります。

 

安い素材に多いのが、縁が欠けるまでかなくても、磨り減ってしまいます。

でも、チタンの印鑑なら変わらずに押し続ける事が出来るのです。

 

金属ですので、その強度が安定しています。

ちょっとやそっとでは変形しないので、その平坦性が保たれ長年きれいに押印する事が出来るのです。

 

動物系の芯持ち天然素材に多い、中央部分が変形によって押しにくくなるという事がありません。

印鑑の真ん中が写らない状態

印鑑の真ん中が写らない状態

 

このような理由から、何年経ってもチタンの印鑑は押しやすいのです。

 

粒子が細かく捺印性が高い

印鑑を押すときに、綺麗に押せるかどうかは大切です。

先ほどの平坦性も一つですが、もう一つは朱肉のつきやすさです。

 

朱肉自体の質もありますが、朱肉をはじくようでは印鑑として成しません。

その点チタンは粒子が細かく、吸着しやすい特徴があります。

 

他の印鑑と比べるとわかりやすいのですが、思う以上に綺麗に押すことが出来ます

 

熱に強いから変形しない

熱というのも、どの程度かによって材料にも違いはあります。

 

例えば、100均のハンコなどは夏場に車のダッシュボードに置くだけで変形します

天然素材で言えば、燃やすと延焼してしまいます。

 

ですが、チタンはそのいずれにも耐えてしまいます。

それどころか、融点が1668℃もあるので火災でも燃えない強さを誇っています。

(まぁそんな時に印鑑だけ残ってもというかもしれませんが・・・。)

 

 

水に強いので手入れが簡単

あまり印鑑の手入れと言うものはご存じ無い方も多いかと思います。

朱肉やゴミが詰まってくると、綺麗に押すことが出来なくなってしまいます。

その為、先の尖ったもので取り除いたり、拭いたり手入れをする必要がああります。

 

また印鑑は基本的に水分を含ませることは劣化の原因となります。

水分を含んで膨張し、乾燥によって収縮を行うとひび割れしてしまうからです。

 

ですから印鑑を水洗いするという事はタブーとされています。

なかなか面倒に感じてしまい、何もしないという方も多いのではないでしょうか。

 

その点において、チタンは酸化皮膜というものが覆う事で錆びる事がありません

自然に金属を覆う膜が出来るので、水につけても問題ないのです。

アルミニウムなんかも同じなので、想像がつきやすいかもしれません。

 

ですからチタンの印鑑は水洗いして手入れをする事が出来るのです。

 

 

金属アレルギーがほとんどない

金属アレルギーがない

金属アレルギーほとんどがない

 

チタンは人工骨などにも利用されるなど、人体に悪影響が少ない金属です。

金属アレルギーは汗などによってイオン化して溶けだしたものがアレルギーを引き起こしたりします。

ですが先ほどの酸化被膜によって、溶けだすこともありません。

 

人体にも優しい金属であるからこそ、安全に使い続けられる印鑑になりますね。

金属アレルギーだからやめておこうと思った人にも、お勧めできる貴重な材料です。

 

チタン実印が単純にカッコイイ

個人的にはここが一番かなとも思っています。

 

チタンの材料はマットなタイプもあれば、メタリックなタイプもあります。

またカラーバリエーションも豊富で、シックな色合いからゴージャスなものもあります。

 

他の材料も悪くはないのですが、今まで持っていた印鑑とは全然違う印象を受けます。

見た目には高級感あるれる感じですが、象牙ほど貴重ではありません。

 

このカッコイイチタンを実印として使っていると、センスの良さを感じられる1品です。

 

 

チタンの実印を作るデメリット3つ

チタンの実印を作るデメリット3つ

チタンの実印を作るデメリット3つ

 

あまりメリットばかりを語っているのも不親切なので、チタンの実印を作るデメリットを考えてみます。

 

どんな点が実印としてはチタンは不向きでしょうか?

デメリットとして3つの点を挙げてみました。

 

ただ時として、このデメリットですらメリットと捉えられるような所もあります。

 

金属だから重い

ゴルフのイメージが強い方だと、チタンって軽いんじゃない?と言う方もいます。

でも普通の印鑑のイメージを覆すほど、チタンの印鑑って重いです。

 

通常の印鑑の10倍ぐらいの重さです。

もしかしたら重いから持ち運ぶのにイヤだという人もいるかもしれません。

 

ただ、この重さが時としてプラスに働くこともあると思います。

それは落とした時です。

 

軽いものと重いものを落とした時をイメージして下さい。

軽いものは音が小さく、重いものは大きいと思いませんか?

 

ですから、チタンの印鑑を落とした時に気づきやすいという点があります。

ここはプラスと捉えても良いかもしれませんね。

 

少々値段はお高め

ネットショップか、実店舗かによっても価格帯がバラバラなところがあります。

実勢価格で比較するとだいたい1万円~1万5千円位のところが多い印象です。

 

よく流通している、本柘や黒水牛などの安い印鑑に比べると、割高に感じる人もいるでしょう。

 

ですが、それは元々安い印鑑と比べているからです。

一生モノの品物が1万~1万5千円ほどであるなら、そこまで高すぎる買い物ではないのではないでしょうか。

 

手彫りは対応していない

印鑑の基本として、機械彫りよりも手彫りが良いとされています。

ですが、チタンはこれまでご紹介したメリットにあるように非常に丈夫です。

 

これを人の手で印鑑に仕上がるよう削るのは困難です。

専用の機械でしか彫刻出来ない為、手彫りには対応していません。

 

この点が、唯一チタンを絶賛出来ないデメリットであると言えます。

 

チタンの実印を作るには

チタンの実印を作るのはネットショップでの購入で構わないと思います。

手彫りの彫刻もありませんから、価格と納期と実績で判断すると良いでしょう。

 

個人的にオススメなのが「はんこ屋さん21」です。

30年以上の老舗なので販売実績が豊富な所が信頼出来ます。

また全国に300店舗ほどを構え、直接相談できる点もメリットと言えます。

インターネット販売でも同じ価格で購入でき、5,000円以上なら送料無料になるので忙しい方にはおすすめです。

価格帯としては材料とサイズによってまちまちですが、1万~2万円程度でチタンの印鑑を作る事が出来ます。

下記は、私が運営するショップサイトです。

実印ことならはんこ屋さん21

はんこ屋さん21のサイト

購入前のご相談・お問合せはこちらからも承ります。

お気軽にご相談下さい。

 

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まとめ:チタンの印鑑をおすすめする理由について

 

チタン実印のメリット7つ、デメリットを3つを解説しました。

最後に改めてまとめておきます。

チタンの印鑑は私がこれまで手掛けたことのある材料で一番お勧めできる材質です。

あなたの一生モノの印鑑としてこれ以上相応しいものは無いでしょう。

 

チタン実印のメリット

  • 非常に丈夫で変形しにくい
  • 丈夫なのでずっと平ら
  • 朱肉も付きやすく押しやすい
  • 熱に強く燃えることがない
  • 水に強いので水洗い出来る
  • 金属アレルギーがない
  • 単純にカッコイイ

チタン実印のデメリット

  • 金属だから重い
  • 他より少々価格が高い
  • 機械彫りになる

 

 

 

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